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西三河の都市伝説 [刈谷以外の西三河]

西三河地方に”都市”と呼べるようなものがあるかどうかは、ともかく、あるある話を。
どれも真偽は不明。

ちなみに、この地方、やけに心霊スポットとかその手の話が多いが、ここではそれはのぞく。

その1  学校行事は、トヨタカレンダーを参照して決める。
ま、これはよく言われることで、かなり信ぴょう性は高い。

トヨタカレンダーというのは、ようするにトヨタ自動車株式会社の稼働日を定めたもので、基本土日のみが休みで、国民の祝日などは一切無視したものである。
トヨタ自動車に限らず、西三河に沢山あるトヨタピラミッドに属す企業はたいがいこのカレンダーに従って稼働している。
従って、たとえば、小中学校などで「今度の金曜日は体育の日だから運動会」とかいってもトヨタが稼働している限り、父兄の参加は期待できないのである。

国家の定めたカレンダーより、イチ企業の定めたものが優先されるという、なんともな事態になっている。


その2 小学校の学級委員長はトヨタ自動車社員の子供

ま、これはネタでしょう。
ですが、トヨタ自動車をトップとする厳しいヒエラルキーが存在するこの西三河では笑えないネタでもある。


その3 親子3代トヨタ系企業に勤務

これは、ありそうな話。
そもそも、このあたり、トヨタ系企業ばかりで、他にはそう大きな会社がない。
なので、地元指向の強い西三河の子弟は結果的にトヨタ系企業に勤めることになる。


その4 トヨタ系企業で管理職を務めた人の平均寿命は68歳

68歳というのがまことしややかだが、ほんとか?

だが、日本の中でもかなりの高水準の給料をもらっている以上、その仕事の中身もかなりハード。ましてや管理職ともなれば、精神的にも肉体的にもかなり消耗するはず。
となれば、この話も笑って聞けることでもない。


その5 高校生になるまで電車に乗ったことがない

やっと、トヨタ系の話から脱却したが、やはり自動車関連である。

西三河エリアは公共交通機関が弱いうえに、一家に2台以上のクルマがあるのが普通である。(当然トヨタ車)
となると、一家でお出かけというときも、ちょっとそこまで買い物でも、クルマで出かけるのが当たり前の前。
そんな家で育ったご子息たちは、「自力でどこかへ出かけなければならない状態」すなわち高校性になるぐらいまで電車に乗ったことがない・・ということがあるらしい。
まあ、実際に聞き込みしても、電車はともかく、「大人になった今でも、路線バスにのったことがない」という人はゴロゴロいる。


その6 新住民と原住民との間には深くて見えない溝
もともと日本でも有数の農業地帯だったこのあたりに、トヨタ自動車およびその関連会社がばんばん出来て有数の工業地帯になった。当然そこで働くために日本中から人が移住してきたわけである。
そうした新住民と、もとから田んぼや畑を耕して暮らしていた人たちとの間には、やはりなんらかの溝がある。・・・という伝説である。

これは真偽半々のような気がする。
さすがに工業が進出してきてから時間が経ち、そうした雰囲気もなくなっているのではないか。
とはいえ、人の心の問題もあるので、全面的に否定はできない気がする。



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